KVM仮想マシンのWindows10/11でWSL2を使う
qemu/KVMの仮想マシンとして動かしているWindows11とWindows10マシンで、WSL2の動作ができたので、記録する。
・これまでもWSL1はWindows10の方では動かせていた。
・WSL2は、Windows10、Windows11ともに仮想マシンプラットフォームが必要となるからか、導入すると仮想マシンが起動しなくなっていた。
動作させるのに実施したこと
・仮想マシンの設定でCPUの設定を変更した。
設定内容
・仮想マシンを停止しておく。
・仮想マシンマネージャーの編集画面でCPUの項目を次の内容で設定。
CPU数 – 設定
変更前:ホストのCPU設定をコピーする(チェックON)
変更後:ホストのCPU設定をコピーする(チェックOFF)
モデル”Skylake-Client-noTSX-IBRS”を指定
・virsh edit で設定ファイルを開き、CPU設定の部分にを追加

<cpu mode="custom" match="exact" check="partial">
<model fallback="allow">Skylake-Client-noTSX-IBRS</model>
<feature policy="disable" name="hypervisor"/>
<feature policy="require" name="vmx"/>
</cpu>
・仮想マシンを起動してWSL2をインストール。